ブランド品よりも良いものは存在しない?

現在ではさまざまな商品に関して「ブランド品」と呼ばれるようなものが出てきました。衣類や靴、バッグといったようなファッションアイテムはもちろんですし、時計や財布、キーケースと言ったような小物に関してもブランド品は存在しています。それらの品物は殆どがノーブランド商品と比べると高い価格が付いているため「ブランド品以外は使い物にならない」や「使うのが恥ずかしい」として考えている人は多いものです。ですがこの考え方が正しいのかと言われると、正直な話決して正しいものではないと断言して良いでしょう。

もちろんブランド品はそれぞれのブランドが誇りを持って製造しているものですから、その品質も当然信用できます。ですがノーブランドだから価値が低いと言えるのかというと、そうではないでしょう。最もわかりやすいところとしては広告費の存在があります。ブランドの威信をかけて販売される品々はいずれも有名なアーティストや俳優・女優を用いた広告が使われることになりますが、ノーブランドはそうではないことが殆どです。

ですがこうした広告を無料で行うなどのことはよほどのことがないと不可能ですから、ブランド品の価格には広告費が上乗せされているのです。そして豪華な広告を打ったからと言っていきなり素材の価値が増すことはありません。実際ノーブランドでも最高品質の素材と熟練の職人が作り上げた逸品が多くありますから、先に述べたような考え方はただ自身の視野を狭めるだけにしか過ぎないのです。もちろんブランドが作るものに価値がないということは絶対にありませんが、ノーブランドと比べてどちらか上質かということは一概に言えないのです。

本当に高級な品に見合う人になりたいのであれば、まずはしっかりとそれぞれの素晴らしいところを見られる人になりましょう。

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